2023.12.05

スキャモンの成長曲線と子どもの運動教室

こんにちは!

講師の河合です!

今回はスキャモンの成長曲線について、書かせていただきます!

スキャモンの成長曲線は、子どもたちの発達を理解し、適切な教育環境を提供するために役立つ重要な概念で、子どもが年齢とともに身体的、認知的、感情的な成長を経験する様子を示しています。ただ子どもの成長は一律ではなく、個々の差異が存在することを考慮することが重要です。

スキャモンの成長曲線は、スイスの心理学者ジャン・ピアジェ(Jean Piaget)によって提唱された発達心理学の概念です。この成長曲線は、子どもたちが異なる発達段階を経て知識を獲得し、認知的な成長を遂げる様子を示しています。

以下は、スキャモンの成長曲線の主な特徴です:

  • 感覚運動期(0~2歳):
    • 子どもは主に感覚と運動を通じて世界を理解します。
    • 基本的な反射行動から、意図的な動作への移行が見られます。
  • 前操作期(2~7歳):
    • 言葉や記号に対する理解が進み、想像力や記号的な遊びが発達します。
    • 子どもは具体的な事物に焦点を当て、論理的な思考が初めて現れます。
  • 具体操作期(7~11歳):
    • 抽象的な概念や論理的な推論の理解が進みます。
    • 具体的な物事に対する理解が深まり、数学的な概念や複雑な問題解決にも取り組みます。
  • 形式操作期(11歳以降):
    • 抽象的な思考が発達し、仮説の立案や複雑な抽象概念の理解が可能になります。
    • 子どもは抽象的な問題に対処する能力を向上させ、独立した思考が発展します。

これらの段階は一般的な傾向を示しており、すべての子どもが同じ速さで同じ段階を進むわけではありません。個々の差異や環境の影響も考慮する必要があります。スキャモンの成長曲線は、教育者や保護者が子どもたちの個別の発達ニーズを理解し、適切なサポートを提供するのに役立つと言われてます。

昨今は子どもの遊ぶ場所が制限されたりと、子どもが自由にカラダを動かす場所が減っています。その中で運動教室は、子どもたちが自身の成長曲線に沿って発展し、さまざまな能力を向上させるための理想的な場所のひとつだと言えます。ここでは、子どもたちは運動を通じて体力や協力心を養い、自分自身と向き合うことで自己肯定感も高まります。

子どもの年齢ごとに運動能力が異なるため、サムライスーパーキッズスクールでは発達段階に合わせたプログラムを作成しています。遊びを通じて楽しみながら基本的な運動スキルを身につけ、体力向上に寄与します。

小学校時代に入ると認知的な発達が進み、運動教室では協力や競争、戦略の理解などが育まれます。非認知能力の分野に関しても、子どもの成長に合わせたプログラムを提供することで、子どもたちは自分のペースで発展し、自信を持つことができます。

運動がスキャモンの成長曲線とどのように結びついているかを理解することは、教育の質を向上させる鍵です。子どもたちが成長に応じた適切な刺激を得ることで、健全な発達が促進され、学習の土壌が整います。

スキャモンの成長曲線と子どもの運動をする環境は相互に補完し合う要素であり、子どもたちが健やかに成長し、経験をより有益なものにするためには、両者を組み合わせたアプローチが重要です。

ぜひスキャモンの成長曲線も考慮して、子どもの成長の環境づくりをしてみましょう!

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